こんにちは、平凡OLのしずかです
今回は、暗号資産(仮想通貨)の中でも特に注目されているリップル(XRP)について初心者向けに解説していきます。
リップルは、仮想通貨市場で人気のある暗号資産であり、独自の特徴を持っています。なるべくわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読みください!
通貨とかの前に取引所で迷ってる...という方はこちらをご参考くださいませ^^
リップル(XRP)とは?
リップル(Ripple)は、2012年にリップル・ラボ社によって開発された暗号資産です。
通貨記号である「XRP」は、リップルネットワーク上での価値交換や送金のためのデジタル資産として機能しています。
リップルは、従来の銀行業界や金融機関との連携に焦点を当てており、これにより国際送金やリアルタイム決済をより迅速かつ効率的に行うことができます。
※「XRP」の読み方はそのまま「エックスアールピー」が正式名称のようですが、「リップル」と読んでいる人がほとんどみたいです。
私も実際に取引所間の送金用に持ってる!
リップルの特徴
次に、リップルが持つ代表的な特徴を解説していきます。
高速な取引処理
リップルは、トランザクション(取引)の処理速度が非常に速く、数秒で取引が確定されます。
従来の国際送金やクロスボーダー決済(国際決済)などは取引完了までに数日かかることは珍しくありませんでしたが、こういった用途において、時間も手数料も大幅に抑えることができます。
低コスト
リップルの取引手数料は非常に低く、他の暗号資産に比べても非常に経済的です。これは、大量の送金や小額送金を行う場合に非常に有益です。
これまでは、送金する量や額が増えれば増えるほど取引手数料も高くなることや、小額の送金のために送金額以上の取引手数料を支払わなければならないことが一般的だったのです。
リップルネットワークの採用
リップルは、多くの銀行や金融機関と提携し、国際送金システム「RippleNet」と呼ばれるリップルネットワークを採用しています。これにより、世界中でリアルタイムの送金や決済が可能となり、金融システム全体の効率性が向上します。
例えば...
【日本からアメリカに送金する場合】
従来:日本円→送金元銀行→中継銀行→送金先銀行→米ドル
RippleNet:日本円→リップル(XRP)→米ドル
上記のように、従来では海外へ送金するまで、少なくとも3つの異なる機関を経由する必要がありました。送金に数日を要したり、手数料が高くなってしまうのはこのためですね。
一方、RippleNetでXRPを使用することで海外送金をシンプル且つ迅速に行うことが可能となるのです。
ブロックチェーン技術
リップルはブロックチェーン技術を採用していますが、ビットコインなどの他の暗号資産とは異なり、マイニングの概念はありません。代わりに、信頼できるノードがトランザクション(取引)を検証し、処理します。
海外送金するにあたって、これまでの金融機関に代わる便利な暗号資産なんだね
リップル(XRP)の特徴がわかったところで、保有するメリットは?海外送金なんてしないし...という方も多いのではないでしょうか。私もその一人でした笑
というわけでお次はメリットとデメリットについて解説していきます!
メリット
まずはメリットから。リップルの特徴と重なる部分もあるので復習がてら見てください。
- 高速な取引処理:取引処理能力が高く、数秒で取引が確定されるため、迅速な送金や決済が可能。
- 低コスト:取引手数料は非常に低く、他の暗号資産に比べて経済的。大量の送金や小額送金を行う場合に特に有益。
- 金融機関との連携:多くの金融機関と提携しており、国際送金やリアルタイム決済の分野での採用が進んでいる。将来的に大規模な金融システムでの利用が期待されている。
- 価値の安定性:XRPは他の一部の暗号資産と比較して比較的価格が安定している。一定の安定性を求める投資家や企業にとって魅力的な選択肢となっている。
安定性については、あくまで”他の暗号資産と比較して”安定している、というだけで、他の暗号資産と同様に波はあります!
その波が穏やかな時間が比較的長いのかなーという印象です。
特徴=メリットて感じだね。将来性も高そう!
デメリット
メリットがあるからにはもちろんデメリットもあります。しっかり確認していきましょう。
- 中央集権性の批判:リップルのネットワークは比較的中央集権化されており、一部のユーザーからは分散化や非中央集権性の原則に反するとの批判がある。
- 法的問題への懸念:SEC(米国証券取引委員会)からの訴訟など、法的問題に関する不確実性があることが懸念点。
- 競合他社との関係:リップルは従来の金融機関との連携を強調しているが、一部の暗号資産コミュニティからは、その取り組みがブロックチェーン技術の本来の目的と対立しているとの批判がある。
- 価値の変動リスク: すべての暗号資産と同様、リップルの価格は市場の変動に影響を受けることがある。急激な価格変動は投資家にとってリスクとなる可能性あり。
ちょっっと難しいかも...いちおう2点解説します!
中央集権・非中央集権
「中央集権」とは、方針や管理などの様々な権力・権限を、中央にいる権利者に集中させた形態のことです。例えば、日本の方針は政府が決めているので、日本は中央集権型の政治であるといえます。従来の多くの金融機関も中央集権型にあたりますね。
反対に、「非中央集権」の位置に存在するのがブロックチェーン技術です。非中央集権は「分散型」とも呼ばれ、複数のコンピュータなどに様々な権力・権限を分散させる形態のことを指します。
で、ブロックチェーン技術を採用している暗号資産は、基本的に分散型のシステムであることがメリットであり魅力のひとつとされています。
しかしながら、リップルのネットワークは比較的中央集権化されており、大部分のXRPをリップル社が保有し、信頼できるノード(端末)によって取引処理が行われているのが現状です。
それって暗号資産的にどうなの????という批判的な意見を持つ人がいるみたいですね。
法的問題の懸念
法的問題の懸念については、主にSEC(米国証券取引委員会)からやたらと訴えられている件です。
これについては長くなってしまうので割愛しますが、ざっくり言うと、SECは、リップルのXRPを証券と見なし、リップル社が証券法に違反していると主張しているのです。
2020年12月に、リップル社が有価証券として未登録のXRPを販売し資金を得たとして、SECが提訴したのが始まりでした(この裁判はリップル社の勝利)。その後、SECは異議申し立てをするも裁判所により棄却。
時は流れ2024年3月末頃、SECがリップル社に20億ドルの罰金・罰則を科すよう裁判所に要請し、これは2024年4月現在も進行中です。
この要請に関して、リップル社CEOは「SECは不正行為などについて何の申立もない事件で判事に20億ドルを要求した」と発言しています。リップル側はSECの対応を批判しており強気の姿勢を貫いているみたいです。
トラブル続きの通貨となると、取引する側は不安かな...
様々なメリット・デメリットがありますが、いずれにせよ何かが起これば通貨価格に良くも悪くも影響が出るため、マイナス要素の多い懸念点があるだけでも取引するには不安が残りますよね。
そして、これらはリップルを保有する際のメリットとデメリットの一部です。投資や取引を行う際には、それぞれの要素を考慮し、リスクを理解した上で行動することが重要です!
リップルの将来性
リップルは、その高速な取引処理能力と金融機関との連携により、将来的には国際送金市場や銀行業界で大きな影響力を持つことが期待されています。特に、クロスボーダー決済の分野において、リップルの技術が広く採用される可能性が高いのです。
懸念点としては、やっぱり法的問題が気になりますよね。でも、SECとの訴訟が解決され、リップルのXRPが証券とみなされないことが確認されれば、リップルの将来に対する不確実性が解消される可能性があります。そうなれば、リップルが法的な障害に直面することなく、そのテクノロジーを展開し続けることができるでしょう!
結論
リップル(XRP)は、その独自の特徴と銀行業界との連携により、暗号資産市場で注目されているプロジェクトの1つです。その高速な取引処理能力と低コストの送金システムは、多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。
リップル(XRP)について、なるべくわかりやすく解説してみましたが、参考になりましたでしょうか?
興味を持った方は、ぜひさらに研究してみてください^^
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私は国内の取引所と海外の取引所を使っていて、リップルは海外取引所バイビットへ送金するために保有しています(バイビットが日本円に対応していないため)。
なかなか高値を出してくれないのでチャートを見つめる日々が続いてるよ...タスケテ...
それはさておき、私が実際に登録している取引所をご紹介しておきますね!
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あまりたくさん解説されても正直よくわからないので、このくらいさらっと解説してもらえると頭に入りやすかったです!
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最後まで見ていただきありがとうございました